お食い初めの時の反応で、将来の食の傾向がわかる?

うちには子どもが2人いますので、お食い初めの儀式は、当たり前ですが2回しました。
2人とも生後100日たったあたりの休日に父方のおじいちゃんとおばあちゃんが、尾頭付きの鯛や赤飯を用意してくれました。
本来は双方の両親を自宅に招き、一番長寿のおじいちゃんまたはおばあちゃんの膝にのせて、食べる真似をさせるのだそうですが、うちの場合は2人とも父方の両親のみの参加で、お父さんの膝の上でおばあちゃんが食べさせる真似をしたように記憶しています。

その当時にくわしい作法などを知っていたら、そのようにしていたかもしれません。
こどもが一生食べ物に困らないようにとの思いを込めて、行う儀式ではありますが、あれから10年が過ぎた今、非常に興味深いことがわかってきました。
上の子(おねえちゃん)のとき、子どもは食べたこともない物を口の近くに持っていても、何の抵抗も恐れる様子もなく、本当に食べてしまいました。
これには食べさせる真似役のおばあちゃんも、びっくりしていました。下の子(おとうと)の時は、食べ物を口に押し付けると嫌がり、泣いてしまっていました。同じきょうだいでも全く違う反応でした。
そして今、おねえちゃんは、ほとんど好き嫌いもなく何でも良く食べる子に、おとうとは好き嫌いがはっきりして、食べる時と食べない時の差が激しい子になってしまいました。
お食い初めの時の反応で、将来の食の傾向が分るのかもしれませんね。

お食い初め鯛の魚幸