子供が産まれてお食い初め

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一人目の子供が産まれて100日になる時、「お食い初めをする」と教えてもらいました。
「その子が一生食べ物に困らないように願いを込めて行う儀式」だと。
「尾頭付きのたいはどうしたら、どこで買えるの?」「何を用意したらいいの?」などいろいろわからないことだらけでしたが、母や祖母、先輩ママ達に聞き、尾頭付きのたい、お赤飯、汁物などを用意することができました。
尾頭付きのたいを調理するのは初めてで、うろこがとても堅かったのを覚えています。

そこにいる一番の年長者が箸を持ち、赤ちゃんに食べさせる(真似)をしました。
赤ちゃんがばくばく食べるわけではありませんが、母乳以外のものを口にしたので、面白い表情をしてとてもかわいかったです。
グレープフルーツの果汁をあげてみたときはブルブル震え、みんなで大笑いをしました。

ほんの少しですが食べ始め、こうやって成長していくのだなと嬉しくなりました。
堅苦しいことはしませんでしたが、形だけでもこのような行事ができて、また、このような行事のある国に産まれて良かったです。
良い伝統というか文化というか、そういうものは残していきたいです。
子供たちにも受け継いでいってもらいたいと思います。

淡路島天然焼き鯛

お食い初め鯛の魚幸